ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルで、銀メダルを獲得した韓国のキム・ヨナが4日、
ソウルで開かれた帰国歓迎会に出席し、試合の結果について正直な気持ちを述べた。
複数の韓国メディアが報じた。

歓迎会はトークショー形式で約50分間行われた。キム・ヨナなソチ五輪を終えて、
今だからこそ言える裏話などを披露。

ショートプログラム(SP)とフリーをノーミスで演じながらも、ロシアのソトニコワに逆転され、
韓国では判定に懐疑的な声が上がったことについても正直な気持ちを語った。

一緒にトークショーに参加した女子フィギュアスケート代表のキム・ヘジンとパク・ソヨンは、
「今もあの時(ソトニコワに逆転された瞬間)を考えるとしゃくにさわる」と述べると、
キム・ヨナは「あきれたけど、私は終わったことがうれしかった」と述べ、結果を受け入れていることを明かした。

また、試合前はメディアのインタビューに「金メダルにこだわらない」と話ながらも、
内心では「金メダルが獲れなかったら悔しいと思うはず」と考えていたというキム・ヨナ。
しかし試合を終えてみると、思っていたほど金メダル獲得が切実ではなかったことに気づいたという。
試合後に流した涙について問われると「SPを終えた後も、夜ベットで横になりながら、
この時間が来たことが信じられず泣きそうになった」とし、「我慢していた辛いことがあふれた」と説明した。

引退後については、「しばらく試合の緊張感から離れ、ゆっくり過ごすだけでも幸せ」と発言。
「後輩たちに私が学んだことを伝えたい」と後輩選手の育成に意欲を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140305-00000001-scn-kr



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